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タバコは必ず止められます!
明日からタバコが大幅に値上げされるそうです。
わたしの回りにも、何カートンも買いだめする人、こんどこそ、これを機に禁煙を(再度、再々度、再々々度)決意する人、人間模様はさまざまです。
先日、厚生労働省より、「受動喫煙」が原因で、肺がんや心筋梗塞となり命と失う人が、約6300人いると推定される、という発表がありました。
これは、いわば人災であり、「タバコを吸うのは自己責任」ですまないことです。
「タバコを止められないのは、本人の意思は弱いから。」と考える方が多くいますが、「意思」のせいでは
なく、身体が「ニコチン依存症」になっているから、止められないのです。
禁煙を成功させるには、ご本人一人の力では、難しい。
きちんとした計画のもと、適切な薬の力も借りて、
「お医者さんと一緒に」、禁煙しましょう!
当院でも、近々、禁煙外来を開始できるように、準備を進めています。
タバコは必ず、止められます!!
2010-09-30 1:15 PM
乳がんなんかに負けられない
2010-09-24 6:35 PM
「ホームケアクリニック」の目指すもの
何人かの方に、なぜ、「○○医院」や「○○内科」ではなく、「ホームケアクリニック」としたのですか、と問われました。
確かに、「○○内科医院」の方が、診療内容もわかりやすいかなァ、、、と思いもしたのですが、HPのご挨拶にもあるように、わたしが目指したい診療所の姿は次の様なものなのです。
まず、地域のみなさんになんでも気軽に相談してもらえること、みなさんの健康や生活を守るための最初の防波堤になれること、専門医の先生への橋渡し役になれること、そして最後に、在宅医療を充実させたいこと、これらのことを言い表すには、なかなか適当な日本語がなく、「ホームケアクリニック」となってしまいました。
年配の方には馴染みない英語で申し訳ないのですが、この名前で、みなさんとお付き合いさせていただきたい、と思います。
2010-09-18 12:28 PM
大先輩より励まされました
今回、診療所を始めるにあたり、いろいろな方たちに励ましていただきました。
その中で、特に嬉しい励ましを大先輩からいただきました。
その方、S先生は、私が新人研修医として入職した病院の院長をされていた方です。
当時から、温厚でダンディで、そして有能な外科医でした。
現在は初期臨床研修制度というものがあり、新人医師は全員が、内科、外科、小児科、等々をローテーションして幅広く医療を学びますが、当時はまだ、こういう研修システムの病院は数少なく、ほとんどの医学生が、まっすぐに専門科に進んだ時代です。
私が入った病院は、研修医が外科をローテーション中に、急性虫垂炎(いわゆる盲腸)の手術を最初に行うときは、院長先生自らが助手をしてくださる、という「しきたり」があり、私も、外科研修2週目に院長先生に、文字通り、「手とり足とり」教えていただきました。
懐かしい時代です。
S先生はあと一カ月で、80歳を迎えられますが、健康センター、特別養護老人ホームの医師の仕事をされています。
「お互いに生涯現役の覚悟で頑張っていきましょう」という言葉に、大きな力をいただきました。
S先生、私はまだまだ、「若輩」ですが、先生に少しでも近づけるよう、頑張ります。
2010-09-16 5:02 PM
開業2週間目です
9月1日、あわだたしさの中で、大きな希望と少しばかりの不安を抱きつつ、「おとふけホームケアクリニック」のスタートとなりました。
医師という仕事について20数年、いつかは自分が理想とする診療所を造りたい、という夢を捨てきれずにいました。
今回、この十勝の地で、いろいろな方との出会いのおかげで、「夢」に向かって第一歩を踏み出します。
あっという間の2週間でしたが、これからさらに、おばさんパワーを充実させて、がんばります。
このブログで、おばさん医師のささやかな夢を皆さんに聴いていただけたら、幸せです。
どうぞよろしく